2016年2月25日木曜日
PPCアフィリエイトで提携解除されるとどうなるのか?
こんにちは、PPCアフィリ2ねんせいです。
PPCアフィリエイトを進めていくにあたって、よく話題になるのが「提携解除」です。
これは主に広告主さんの禁止事項=指定された商標キーワード(商品名や会社名)による
リスティング出稿が発覚した場合に、その広告主さんの提携が一方的に解除されるというものです。
ときどき初心者の方の中には「商標を広告文に使ってはいけないの?」という誤解がありますが、
そうではなくて、検索キーワード設定の中に含めてはいけないという意味です。
なぜ特定のキーワードを禁止しているかという理由は、
広告主さんがそのキーワードの自然検索で上位にいる、または自ら広告入札しているので
アフィリエイターにはそこへ入ってこないで欲しいという意味です。
※細かい指定として、入札してもOKだけど○円以下で、広告主の広告よりも上に表示させないというルール設定をされている場合も、たまに見かけますね。
PPCアフィリエイターが、意図的にそのキーワードで広告出稿した場合や、
部分一致やフレーズ一致でうっかり広告表示させてしまった場合に、
その広告主さん(あるいはASPさん)が違反を取り締まる目的で広告をチェックしたときに、
禁止キーワードの出稿が発覚して、そのアフィリエイターへの提携が解除されることがあります。
だいたいの傾向をまとめますと、以下の通りです。
1.提携解除を行う主体は?
⇒広告主もしくはASP
※違反の通知は、広告主さんから直接来ることもありますし、ASPから来ることもあります。
ASP経由の場合、広告主さんが取り締まりを行っているのか、
ASPが自主的もしくは委託を受けて行っているのかは、実際にはわかりませんが、
両方のケースがあるのではと思います。
違反を行った事実(キーワードと広告URL)が提示されて、その出稿を取り下げて、
対象外キーワードに設定するように要求されます。だいたい即日に対応するように求めれます。
2.提携解除されるとどうなるのか?
⇒それ以降、その広告主さんの広告を扱うことができなくなるケースがほとんどです。
同じ広告主さんが複数商品を展開している場合、違反した商品だけ解除になることが多いですが、
厳しい対応をする広告主さんは、すべての商品で解除となるケースもあります。
少ないケースですが、広告出稿を取り下げて、そのまま提携が継続されることもあります。
3.それまでに発生した報酬はどうなるのか?
⇒だいたい否認されます(却下)。どこまで否認されるのかケースバイケースですが、
未承認分は、全件否認されると思った方が良いですね。直近の発生分だけ否認されて、
少し前の分は承認される場合もありますが、あまり甘い期待はしない方が良いです。
4.それ以降の活動に影響は出るのか?
⇒あくまで推測ですが、違反した履歴情報は、そのASPで共有されていると思います。
広告主さんによっては、新規の提携申請を行った場合、違反履歴のあるアフィリエイターの
提携を承認しないケースもあるように思います。
ざっとまとめるとこのような感じでしょうか?
違反に対するチェックは、承認作業が行われる20日前後~や、月初~5日頃など、
広告主さんによってまちまちですので、とくにいつ頃と決まっている訳ではないです。
厳しい対応をしている会社は、外注を使って常時チェックしていると思って良いでしょうね。
広告規制が厳しい業界では、海外の委託先を使って監視しているという話も聞いたことがあります。
提携解除を避けるためには、禁止キーワードに抵触しないように運用するしかありません。
私が実際に経験したり、見聞きした範囲で申し上げると、
提携解除にもっとも厳しいASPは、ドロップシッピングで有名な会社さんです。
1回の違反でレッドカード。ASP自体から提携解除されますので。
PPCアフィリエイトが行われている大手ASPさんの中では、
A8ネット(Moba8)が厳しく対応をしている印象ですね。
取り締まり専門の部門(メディア管理センター)からメールで通知があるばかりでなく、
管理画面を開くと、バーンと警告文が表示されて、対応完了までその警告文が消えません。
気の弱い方はビビッて「ひぇ~、もう二度とやりません…」と感じるかもしれません。
私も経験しましたが、あれは心臓に良くないですね…(笑)。
聞いた話では、違反を繰り返してA8ネット自体から提携解除されるケースもあったようです。
対応が比較的穏やかなのが、人気のあるNo.2のASPさんですね。
広告主さんの傾向としては、とくに違反に対して厳しいのが、
●案件詳細文で、違反に対して厳しい口調で警告している企業(まぁ当然ですよね)
●大手企業(取り締まりのマンパワーも豊富?)
●地方の企業(東京を除く地方。福岡は東京っぽいかも)
という印象です。
私は個人的には、中小企業びいきなんで、あまり大手企業の案件は積極的でないです。
大組織の事情で、いきなり広告が中止になったりすることも多いと感じますので、
メイン案件としてはあまり扱いたくない感じですね。
アフィリエイトという仕組み自体が、個別の広告主企業と、個別のアフィリエイター(個人・企業)が、
個別のASPという仲介会社を通じて成立している任意の契約関係ですので、
私の紹介した事例が「必ずこうだ」という意味では決してありません。
あくまでも、傾向としての参考程度に聞いていただけたら幸いです。
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